フルミスト点鼻は、鼻の中へ吹き付けるインフルエンザ感染予防のための生ワクチンです。
アメリカでは2003年から、ヨーロッパでは2011年から承認・使用されてきた安全なワクチンです。
従来の注射ワクチンと同等の効果が期待できます。
フルミスト点鼻の特徴
- 鼻に噴霧するため、痛みがない
- 小児における有効性が高い
- 効果は、1シーズンで、従来の注射ワクチンよりも効果が長く持続する
- ワクチン株が実際の流行株と違ったとしても、発症を軽減することが期待できる
対象
2歳~19歳未満の方
接種回数
1回接種(両鼻に0.1mlを1噴霧ずつ)
- 副反応、安全性について
- 接種不適当者
- 医師と相談が必要な方
に関する情報は、フルミスト点鼻の問診票に記載されていますので、ご確認ください。
通常ワクチンおよびチメロサールフリーとフルミスト点鼻の比較早見表
通常インフル/フルービック | フルミスト点鼻 | |
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対象年齢 | 生後6か月から | 2歳以上19歳未満 |
接種回数 |
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1回 |
接種部位 | 皮下注射 | 点鼻 |
効果持続期間 | 接種後2週間から5か月程度 | 接種後約1年 |
副反応(5%以上のもの) | 紅斑、疼痛、そう痒感、硬結、鼻漏など | 鼻閉、鼻漏、咽頭痛、発熱、下痢など |
メリット |
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デメリット |
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